司法 バックナンバー 3/3
職業病?
そろそろ「新しい修習生が当事務所に入所しました」という法律事務所の案内が来なくなりました。
平成19年度(平成19年4月1日から平成20年3月31日)は、司法試験合格者組と法科大学院卒業組が、時期を異ならせて弁護士になったため、のべつまくなしに挨拶状が来ていたのですが・・・
職業病でしょうか。
平成19年度(平成19年4月1日から平成20年3月31日)は、司法試験合格者組と法科大学院卒業組が、時期を異ならせて弁護士になったため、のべつまくなしに挨拶状が来ていたのですが・・・
どの案内文にも「当事務所は、○○大学法学部を優秀な成績で卒業した、新進気鋭の○○君を迎えました」と書かれています。
「ベテランと いえば聞きよい 迎え待ち」
「中堅と いえば聞きよい 中だるみ」
「新進と いえば聞きよい 青二才」
という川柳を詠んでみました。
私も、「青二才」から「中だるみ」に入り、あと10年少しもすれば、裁判官で言えば定年=お役ご免=「迎え待ち」に入ることになるのでしょうね。
弁護士という仕事を長くやっていると、「そうだ」「いいことだ」と単純に思うことができなくなり、「いいや」「何か裏があるに違いない」と、最初から疑うようになってしまいました。
昔は素直だったのに・・職業病でしょうか。