2012年バックナンバー
バス乗継ぎ
私自身は、極力、タクシーの利用はしない方針です。
電車で行けなければ、バス利用を考えます。
もちろん、依頼者が「気前がいい場合」は、遠慮無く利用させていただきますが、そういう依頼者は多くありません。
先日、現地調査のため、阪神バスと阪神バスを乗継ぐことがありました。
自宅最寄りのバス停から阪神西宮駅にいき、阪神西宮駅から現地最寄りのバス停です。
大阪市営バスは、バスからバスに、1回、無料で乗継ぐことができます。
「最初のバスを降車したときから、次のバスを降車するまでの間は90分以内に限る」という制限がありますが、本当の意味でのバス乗継ぎなら、悠々ですね。
阪神バスと阪神バスを乗継いだ場合に、大阪市営バスのように、1回、無料で乗継げないかと運転手に聞きました。
阪神バスには、そのような制度はないそうです。
「阪神バスの路線バスは210円の均一運賃。分かりやすく乗りやすいと好評です」のあとに、「乗継ぎの場合は、その都度、普通運賃が必要です」とホームページに書いてありました。確かに、「分かりやすい」ですね。
外国ではどうでしょう。
といっても、あまり、外国旅行で路線バスには乗りません。
ドイツのバスや路面電車は、全く例外がないと言切る自信はないのですが、一定時間内なら、乗換え自由です。
もともと、運転手に切符を見せたり、購入したりはせず、自分で、切符や回数券に刻印します。
一般人を装った不意打ちの検札があり、有効な切符をもっていないと、概ね、40倍の「罰金」をとられるというシステムです。
バスを乗換えても、一定時間以内に刻印していればセーフです。
あと、ニューヨークとハワイの路線バスを利用したことがありますが、「transfer please」とドライバーに言えば、乗継券をくれます。
これで、次のバスに乗れます。
路線バスも「いいもの」ですよ。
日本なら、どんな土地柄かわかります。
外国なら地元の人の生活ぶりなどがわかります。