2011年バックナンバー
ミシュランとギネス
「ミシュランガイド東京2008」が、昨年発売になり大きな反響がありました。
最高ランクの3つ星は8店、続く2つ星には25店が掲載されたそうです。
ネットで見ましたが、私の行ったことのある店は全くありません。
大学時代と修習時代の6年しか生活していないから当たり前といえば当たり前です。
また、美食家でもありませんから、将来、大阪版が発売されても、せいぜい2つ星くらいの店にしか行っていないと思います。
もちろん、ミシュランはフランスのタイアメーカーです。
レストランの格付けの方は、日本でも、かねてから有名でした。
ですから、今回の「お祭り騒ぎ」になったんでしょう。
ちなみに、NHKのニュースや番組では公共放送の性質上、商号や商品名を宣伝しないようにしているそうですが、「ミシュラン」と報道していましたね。ブリジストンが、平成17年に、フランスのミシュラン社を抜き世界シェアトップになったから「まあ。いいか」というところでしょうか。
私がドイツに住んでいたとき、ミシュランの本を持った日本の方がおられました。
もっとも、レストランの欄を利用するのではなく、もっぱらホテルの欄を利用されていました。
城のマークで、「5つ家」「4つ家」「3つ家」が掲載されています。
ホテルの公式格付けは、5つ星からありますから、レストランと違い3つ家、2つ家、1つ家にしていないのでしょう
レストランは、新聞報道などもなされましたから、ご存じでしょう。
ちなみに、ホテルは「ミシュランガイド東京2008」最高の「3つ家」は、「ザ・リッツカールトン」「マンダリンオリエンタル」「フォーシーズンズホテル椿山荘」「ザ・ペニンシュラ」「グランドハイアット」「コンラッド」「フォーシーズンズホテル丸の内」だそうです。
間違っても「東横イン」や「ワシントンホテル」は入っていません。
ミシュランのガイドブックは100年以上の歴史があるそうですから、全くの異業種でも、「権威」があるのでしょうね。
「異業種」で「権威」といえば、ギネスブックがあります。
「何でも世界一」の本です。
アイルランドのビール会社、ギネス社(厳密に言えば関連会社)の認定した「世界一」を集めた本で、「ギネス・ワールド・レコーズ」が正式名称となっているそうです。
「ギネス・スタウト」は有名ですよね。
NHKも、「ギネスブック」と報道しているように思いますが、勘違いでしょう。
収録されている記録は、発行元が定める「認定されたカテゴリー」て、「認定されたルール」に従って作られた記録だそうです。
「記録の分野が問われることはない」ようですが「記録達成が証明されること」「記録が数量化できること」「今後記録が破られる可能性があること」となっています。
今後記録が破られる可能性がない記録とは?
ゴルフのホールインワンなどのことをいうのでしょうか。0打でホールアウトはないでしょうから、「1打」という記録は破りようがありません。たとえ、ホールインワンしても、ギネスブックにはのらないでしょうね。