2013年バックナンバー
ポストシーズン
「クライマックスシリーズ」をご覧下さい。
セリーグは、阪神が広島に2連敗し、巨人は広島に3連勝して、日本シリーズ出場を決めました。
阪神が広島に2連敗したのは残念ですが、巨人が広島に勝ったのは、日本シリーズの価値を下げなくて、幸運です。
セ・リーグ3位の広島は、レギュラーシーズンに負越しています。
大相撲で、7勝8敗の力士が、天皇賜杯を手にするチャンスを得るようなものです。
また、クイズ番組で、最後の問題1問の得点を、それまでの得点合計より多くするようなものです。
ちなみに、私は広島カープが嫌いなわけではありません。
私の母方の祖父は、広島県出身です。
また、阪神は広島から、継続的に有力選手を供給してもらっています。
「広島は阪神のファーム(2軍)」という言葉もあるくらいです。
もっとも、後半の広島の勝負強さには光ったものがありました。
ただ、戦力で、巨人にかないませんでした。
興業目的のクライマックスシリーズは、あまり好ましいものではありません。
今年は、巨人が勝ったからいいようなものですが、レギュラーシーズン負越しの広島が巨人に勝って、日本シリーズに進出していたら、大騒動になっていたでしょう。
パリーグも、楽天が勝つように祈っています。
Jリーグは、発足から13年、長いシーズンを前期と後期に分け、前期優勝チームと後期優勝チームとでポストシーズンを戦い、年間チャンピオンを決める大会方式を採用していました。
現在は、1シーズン制ですね。
これが健全だと思います。
ちなみに、Jリーグも、平成27年に2ステージ制が再導入される予定だそうです。
平成27年導入予定の2ステージ制は、全日程を終了したら「スーパーステージ」と称して、前期優勝チームと後期2位のチーム、後期優勝チームと前期2位のチームが戦い、その勝者が「スーパーステージ勝利クラブ」として「年間勝ち点1位」のチームと戦って年間優勝チームを決めるシステムにするそうです。
「年間勝ち点1位」が「年間優勝チーム」になるという現在の方式がよいと思いますが・・
Jリーグも、経営が苦しいのかも知れません。