よもやま話 バックナンバー1/2
一戸建て
もちろん、自分の土地上に家を建てる場合は、注文住宅となりますが、それ以外の場合は、建売住宅と注文住宅のどちらかから選ぶことになります。
「建売」といっても、完全に建物が建っている建売と、実際に建物は建っておらず、あるのは図面だけ、細かい変更や、オプションの指定のできる建売があります。
完全に建物が建っている建売は、建物が完成していますから、間取りや日当たり、庭の大きさや隣との家の間隔、道幅など、家の内装や設備についても隅々まで自分の目で確認してチェックすることができるというメリットがあります。
もっとも、建築途中は見られませんから、表面上は問題なくても、見えないところで粗悪な工事をしている場合があります。
実際に建物は建っておらず、あるのは図面だけ、細かい変更や、オプションの指定のできる建売の場合は、庭の大きさや隣との家の間隔、道幅などのチェックは可能です。
間取りの変更などは通常できないのが通常で、オプションは、高めなのが一般です。
建築途中を見ることができます。「まめ」に現場に出向いて、手抜きをしていないかどうか「理論上」は見ることができます。
ただし、素人が見て「手抜き」とわかるような「手抜き」はしないでしょうが、ある程度詳しい人が見れば、手抜きか手抜きでないかはわかります。
注文住宅とする場合を考えてみます。
設計士を頼むのと、ハウスメーカーと契約している設計士に依頼する場合があります。
ハウスメーカーと契約している設計士に依頼すると、「建売住宅」と変わらない設計図がでてくるという場合があります。
ある意味、「マッチ箱」といわれる建売住宅ですが、案外、合理的な間取りになっていて、かつ、コストも低く抑えられるようになっています。
もちろん、「建売住宅」は「○LDK」と宣伝されるため、小さい部屋に小分けした建物になるのですが、「注文住宅」なら、家族構成にあった設計をしてくれるので、おもしろみもない「マッチ箱」なのですが、やたら「小分け」されていません。
また、独立の設計士に頼むと、「こだわりの」「建物」を提案してくる場合が多いです。
確かに「建売」には見えない、ユニークなものになることが多いようです。
私の家は、注文住宅です。
確かに、誰が見ても「建売」には見えません。
もっとも、今になってみると、「建売住宅」の間取りが、無駄なスペースがなく合理的だったかも知れない、なにより、安くついたかも知れないと思っています。