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雑記帳

参院の合区

 平成28年6月の参議院議員選挙から、島根県と鳥取県、高知県と徳島県が合区され、それぞれから1人の議員のみが当選するに過ぎなくなりました。
 参院議員の選出されない県が、2県ずつ出ることになります。

 もっとも、島根県と鳥取県の代表である参議院議員が1人、高知県と徳島県の代表である参議院議員が1人選出されるとみればいいのかもしれません。

 人口が少ない県の悲哀ともいえそうです。

「いけにえ」のようになってしまった4県ですが、歴史的に、同一県であった時代があるようです。

 鳥取県と島根県は、廃藩置県で誕生しました。
 その後の政府による合併推進で明治9年、鳥取は島根に吸収されてしまいました。
 反対運動が起きたのを受けて明治14年に鳥取県が独立しました。

 徳島県と高知県も似たような歴史があります。
 明治9年に徳島県は高知県に吸収され。明治13年に徳島県が独立しました。

 香川県は、愛媛県に吸収されたり、徳島県に吸収されたり大変でしたね。

 話を戻して、徳島県と高知県は、あまり間違える人はいません。
 ただ、島根県と鳥取県はまぎらわしいですね。
 いっそのこと「島取県」か「鳥根県」に合併すれば間違いはなくなります。
 平成の大合併と同じように。
 でも、そんなわけにはいきませんよね。
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