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雑記帳
終身生命保険
令和4年5月20日時点にこのエントリーを書いています。
女性では田中カ子(かね)さん(118歳)が、女性日本世界一です。
いつものように、日本女性が、長寿世界一です。
上田幹蔵さん(110歳)が、男性長寿日本一です。
何といっても、おめでたいことです。
両者とも、単に「生きている」というだけではなく、「ちゃんと生活している」という店でも特筆すべきでしょう。
ちなみに、生命保険の純保険料(保険会社の経費や利益などを控除したもの)を計算するときは、生命表を用います。
生命保険の「終身保険」は、どのように計算するのでしょうか。
まさか、平均余命=無限大とするわけにはいきません。
保険会社は107歳(男性)、110歳(女性)で全員死亡すると仮定して終身保険の純保険料を決定しています。保険料は、保険会社の経費や利益を加えたものです。
つまり、男性は、当該契約者が、107歳まで生きる確率を考えて、純保険料を決定し、女性は、当該契約者が、110歳まで生きる確率を考えて、純保険料を決定しています。
田中カ子さんや渡辺智哲さんが、終身の定期保険や養老保険に加入しているかどうかわかりません。
理屈からして、上田幹蔵さんは107歳、田中カ子さんは110歳の時点で、清算してもよいのでしょうが、まさか「あなたが死亡したものとみなして保険金をお渡しします」とは言いにくいですしょうね。