不倫・男女関係
不倫・不貞による慰謝料請求事件の増加
不倫・不貞による慰謝料請求事件の増加がつづいています。
理由の1つ目は、不倫・不貞をした相手方に対し慰謝料請求ができるということが、テレビや週刊誌などで知れ渡ったことです。
理由の2つ目は、不倫・不貞の証拠を確保しやすくなったためです。
裁判所に訴訟を提起するためには、不倫・不貞の証拠を確保することが必要です。
昔は、興信所に依頼して、浮気の現場の写真をとってもらうか、あるいは、配偶者の自白書か録音テープ(後で、ひっくり返される危険がありました)くらいしか客観的な資料がありませんでした。また、不倫・不貞の相手方の住所氏名を特定するのも簡単ではありませんでした。
今は、メールやLINEの内容で、不倫・不貞が簡単に証明できます。
そのものズバリの内容のメールがあります。
ラブホテルに忘れ物をしたとかの、どこのホテルの待ち合わせというメールもあります。
白浜への1泊2日の温泉旅行の予約もありました。若い人で、東京ディズニーランドへの旅行の予約もありました。
白浜への1泊2日の温泉旅行の予約もありました。若い人で、東京ディズニーランドへの旅行の予約もありました。
配偶者(相談者・依頼者)に知られたかもしれないとか、配偶者が気づいているかどうかの内容の話をしていることもあります。
ときどき、証拠となる写真がスマートフォンに残っていたりします。
マスキングしないと書証として出せないような写真もあります。
マスキングしないと書証として出せないような写真もあります。
また、相手方配偶者の自動車にGPSをつけ、その記録を裁判所に提出すると、弁護士が懲戒を受けます。
高くつきますが、興信所にうまくやってもらうのがよいようです。
また、不倫・不貞の相手方も、23条照会で、携帯電話の電話番号から特定できるようになりました(100%ではありません)。
もちろん、23条照会が不調で、興信所の職員に尾行してもらわなければならない場合もあります。