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外国事情 バックナンバー1/2

学ぶべき外国語

外国語を学ぶとき、何を基準にして学ぶべきでしょうか。

 通常は、その国の言語で記載された本や論文を、言語で読むことが有益であるかどうかでしょう。

 どれほどの権威があるかどうかは別として、ノーベル賞の受賞数で考えるのが一つの目安となると思います。

 「分野別ノーベル賞受賞者」をご覧下さい。

 まず、英語ですね。これは、アメリカが世界最強国ということ点からして、また、現実に、最も汎用性のある外国語として、その地位は揺るがないと思います。

 次は、ドイツ語、フランス語、イタリア語になるでしょうか。

 なお、スウェーデン語やデンマーク語と英語は似ていて、スウェーデン語とデンマーク語の論文などは英語で書かれますから、スウェーデン語とデンマーク語ははずしていいと思います。

 日本語も捨てたものではありません。
 ロシア語も有益です。
 また、中国語も、世界最大のネイティブがいる言語であること、中国語の将来性から有用でしょう。

 日本の大学入試の外国語といえば、英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語です。

 なお、日本では韓流ブームにより、韓国語を勉強する人が多いですが、「趣味」として割切れば悪くありません。
 ただ、韓国が、これだけ成長していても、唯一のノーベル賞が、金大中の平和賞ではさみしいですね。オリジナリティーに乏しい国民性もあるかも知れませんが、将来に期待するべきでしょう。


 なお、数学のフィールズ賞も参考になりますが、ノーベル賞と同じ言語が並びます。
アメリカ合衆国11、フランス9,イギリス8,ロシア(ソビエト連邦含む)8、日本3、ベルギー2、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、イタリア、中国、ドイツ、ニュージーランド、オーストラリア各1です。

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