外国事情 バックナンバー1/2
国際電話
平成22年3月31日限り「国際オペレータ通話」「ジャパンダイレクト」などの、オペレータを介した国際通話サービスが終了する予定だったことをご存じでしょうか。
「国際オペレータ通話」「ジャパンダイレクト」とは、顧客が、国際間で通話をする際に、日本語を話すオペレータがつなぐ通話サービスです。
「国際オペレータ通話」は「0051」でオペレーターを呼出します。
ちなみに、ドイツにかける場合、ダイヤル通話「001」なら1分110円(KDDI利用で001-010とダイアルした場合)、「0051」なら3分3600円です。
ただ、「0051」の場合、外国の公刊されている電話帳に掲載されていれば、オペレーターが検索してくれるというサービスがあります。
もちろん、紙をめくるのではなくて、コンピュータ検索ですが・・
とんでもない金額ですね。
ただ、これだけ料金が高くても、KDDIにとって「国際オペレータ通話」現実的には割の合わないサービスということになります。
KDDIは、平成22年2月25日、オペレーターを介した国際通話サービスを4月以降も継続して提供すると発表しました。
当初3月31日で終了する予定だったことは前記のとおりです。
総務大臣らの継続を要望に応えたものです。
これだけ値段が違えば「いったい誰が利用するの?」と聞きたくなりますが、機械ではなく、日本語を話すオペレータを介して電話したいという要望も強かったのでしょうね。