トリビア バックナンバー 2/2
サーティワンアイスクリーム
1945年アメリカのカルフォルニア州でBaskin、Robbins両氏によって創設された世界最大のアイスクリームチェーンです。
なぜ、31なんでしょう。
たくさんのフレーバーの中から、1ヶ月(31日間)毎日違ったアイスクリームを楽しんでいただきたいとの願いから「サーティワンアイスクリーム」と名付けましたというのが、公式見解です。
しかし、1ヶ月が31日というのは「大の月」だけです。
本当に31日のつもりで「31」と名づけたのでしょうか。
2月4月6月9月11月に食べられることがなかったアイスクリームは「ひがまない」のでしょうか。
本当に、設立当初に、31種類もの種類のアイスクリームがあったのでしょうか。
ダブル、トリプルのアイスクリームの立場は一体どうなるのでしょうか。
私は、31という数字について、別の由来を聞いたことがあります。
アイスクリームは、普通、円錐形のコーン(cone)という受け皿に、アイスクリームのボールをつんでいきます。ボールには、プレーンのボールもありますし、バニラ、チョコレート、ストロベリー・ラズベリーなどの果物、抹茶、コーヒーなどのフレーバーのついたボールもあります。
ボールは、1個(シングル)、2個(ダブル)、3個(トリプル)、4個(クアドラプル)、5個(クインティプル)・・と続くのですが、まあ、常識的に考えて5つまでですよね。
プレーン、バニラ、チョコレート、ストロベリー、ラズベリーなど5種類のアイスクリームを用意し、コーンの上に載せます。
何種類のアイスクリームができるでしょうか。
各種類のアイスクリームが、あるかないか、つまり1か0です。つまり2とおり。それが5種類りありますから、2^5=32。
コーンだけのアイスクリームは、売り物にはなりませんから、1を引きます。
32-1=31
創業当初は、コーンに5種類のアイスクリームを、最大5つまででのせて販売していた、種類は31となり、それが「31アイスクリーム」の由来だという話です。
皆さんは、どちらを信じますか。
また、他の由来として考えられるものはあるでしょうか。
1945年のアメリカですから、掛布雅之や林威助の背番号でないことだけは確かです。