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司法 バックナンバー 3/3

大阪弁護士会会員の出身大学

あなたが、大阪弁護士会所属の弁護士のうち、あなたの出身の大学の弁護士さんに依頼しようと思ったとします。

 まず 「大阪弁護士会弁護士検索」 を開いてください。

 次に「同意する」をクリックします。
 次に「重点取扱分野検索に」をクリックします。
 一番下までスクロールさせ、キーワード検索欄に、あなたの出身大学を入力して「検索する」をクリックします。
 一覧表示をクリックすれば、あなたの出身大学卒業生がでます。ただ、大学院に進学している弁護士さんは、卒業大学ではなく、卒業大学院が出ます。

 平成21年2月15日現在で、大阪弁護士会の会員数は3422人登録されています。
 うち、詳細登録をしているのは、わずか602名です。
 そのうち、大学名掲示をしているのは362名(キーワード検索で「大学」と入力します。キーワード検索をすれば「交通事故」とか「離婚」とか「慰謝料」とか、あるいは、職歴をみるため「裁判官」とか、キーワードに該当する文字列があれば、ヒットします)となります。
 その内訳は以下のとおりになります。

東京大学 31名
京都大学 115名
大阪大学 55名
北海道大学 3名
東北大学 3名
名古屋大学 0名
九州大学 1名
一橋大学 4名
神戸大学 26名
大阪市立大学 26名
国公立大学合計 264名

早稲田大学 17名
慶応大学 1名
中央大学 16名
明治大学 3名
関西大学 26名
関西学院大学 8名
同志社大学 19名
立命館大学 8名
私立大学合計 98名

 以上の大学名のソート順は不同です。
 また、その他の大学が1名いるようですと書いたのですが「慶應義塾大学」という方がおられました。
 なお、出身大学だけではなく、どこかの大学や法科大学院の教師をしていれば、その肩書きを記載している可能性がありますので、「その他」の人数がいるのかも知れません。


 詳細登録をしている602名については、出身大学を記入・入力する欄はあるのですが、わざと大学名を入れておられない弁護士さんが239名おられます。
 なお、弁護士会の会員検索には、出身大学名だけではなく、いろいろな記載欄があるのですが、弁護士が入力を省略すると、あたかも「入力欄が最初からなかった」かのように、体裁を整えて表示されるしかけになっています。「出身大学」「省略」というふうには表示されません。


 ちなみに、出身大学を表示している方のうちでは、圧倒的に、京都大学の方が多いですね。詳細登録をしている601名のうち約20%です。
 もちろん、大阪弁護士会会員の20%が、京都大学出身者というわけではありません。
 一般に「集客」という観点から、出身大学に自信のある京都大学出身の弁護士さんが、大学名を省略せず記載されていると考えられます。

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