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司法 バックナンバー 3/3

号外

大ニュースなどがあったとき、駅ターミナルなどで新聞の号外が配られることがあります。

 号外とは、突発的な事件、事故、災害など、一般の関心度が高いと判断されたニュースについて、街頭で配布される新聞などの刊行物をいいます。

 少なくとも日本では「ただ」ですから、もらうものは、もらいますよね。
 私自身、運がいいのか悪いのか、号外をもらったことは、あまりありません。
 一番最後が、皇太子殿下に女児誕生という号外(土日祝だったと思います。ゴルフの帰りでしたから)で、ずいぶん前の話です。

 号外は、街頭の人々に速やかに緊急のニュースを一早く伝えるという目的だったのでしょうが、テレビが早いかも知れません。出先でも、携帯のワンセグをみたり、携帯でインターネット接続をしている人が多いですし・・
 ただ、活字を読むということは、記憶に残り方が違いますし、元に戻って読むこともできますから、それはそれで意味があるのかも知れません。

 もちろん、緊急性が薄いと思われるようなニュースでも号外が出ることがあります。
 「くいだおれ」閉店の号外がでたと、テレビで放送されていました。

 ちなみに、「号外」というのは、文字通り「通算番号外」ということです。
 新聞をご覧になれば、必ず、発行時からの通算番号が記載されています。

 例外は官報でしょうか。
 官報の号外にも番号が記載されています。
 これは、官報本誌の最大枚数(32枚)が小さすぎ、ほぼ号外が出るためです。
 32枚というのは、2^5で、印刷物は、大きく印刷して小さくきりますから、2の累乗である、4、8、16、32などの単位でつくれば、コストが安くすみますから、多少の無理をして、これらの数にあわせようとすることもあります。

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