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2012年バックナンバー

中国への修学旅行

修学旅行シーズンを迎えた、日本の高校で、反日デモが吹き荒れた中国への旅行計画を変更する動きがみられます。

 20道府県で少なくとも34校が「生徒の安全が確保できない」として中止を決めたり、訪問先変更の検討を始めたりしています。

「生徒の安全が第一早く沈静化してほしい」
「生徒の安全を考えると、予定どおりの実施は難しい」
「生徒たちが楽しみとしていたので 残念だが安全にはかえられない」
「現地の日本企業 も被害に遭っているので状況で、中学への修学旅行はしばらく中止せざるを得ない」

 自信のある人が、中国に、個人旅行をするということに問題はないでしょう。

 ただ、大切な他人の生命、身体をあずかるべき立場にあるものとしては、少しでも危険があれば、されるというのが当然でしょう。


 中国への修学旅行といえば、列車事故が記憶に残っておられる方も少なくないと思います。

 昭和63年3月24日、高知学芸高等学校1年生179名の修学旅行生が列車事故にあったのを記憶されておられるでしょうか。

 蘇州駅発、杭州駅行の列車が、対向列車と正面衝突し、高知学芸高校の修学旅行の生徒27名と引率教諭1名が死亡し、36名が負傷しています。36名のうち、1名は、重体で後に死亡しています。

 政府を巻込んだ、補償交渉になりましたが、結局、500万円程度(金額は未公表)だったようです。
 日本国内の事故なら、1桁違います。
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