本文へ移動

2012年バックナンバー

産地偽装

平成24年5月28日、大阪府警は、福島県、宮城県産の牛肉を、鹿児島県産などと偽って販売したとして、不正競争防止法違反(原産地などを誤認させる行為)の疑いで、大阪市の精肉店元店長を同日中に逮捕する方針を固めました。

 大阪市此花区のスーパー内の一角にある精肉店で、福島県、宮城県産などの牛肉数十パックを、大阪市内のスーパーにて、鹿児島県産、北海道産といった、他道県産と不正に表示して販売した疑いが持たれていて、認めているそうです。

 「国内産」と表示すれば、問題はありませんから、単に「産地隠し」というより、有名ブランド牛を装ったのでしょう。

 そういえば、産地である県を表示している牛肉が、「国内産」と表示している牛肉より高いです。

 「国内産」には、福島県産牛肉が混じっている可能性があるという考えなのでしょう。
 宮城県産牛肉も同じ扱いのようです。

 危険なものは流通していないはずですが、万一、放射性物質に基準以上汚染された牛肉が混ざっているのではという消費者の気持ちもわからないわけではありません。
TOPへ戻る