2012年バックナンバー
数字の語呂合わせ
東京スカイツリーの634は、東京等の地名「武蔵」(むさし)との語呂合わせだそうです。
「6」は「むっつ」の「む」、「3」は「さん」の「さ」、「4」は「し」の「し」ですね。
すべて、日本語で、無理に読んでいるという感じはありません。
ただ、6は「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、とう」という古来の大和言葉の数の数え方で読んでいて、3と4は「いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう・く、じゅう」と、中国伝来の数の数え方が日本に「輸入」された数え方で読んでいます。
2とおりの読み方があるというのは珍しいですね。
英語やドイツ語にはないでしょう。
韓国語にも、2とおりあるそうですが、よく知りません。また、古来の固有語の読みと、中国語からの「輸入」かもわかりません。
日本には、古来の大和言葉の数の数え方と、中国伝来の数の数え方が日本に「輸入」された数え方の他に、外来語がありますね。
また、「ワン」「ツー」「スリー」「フォー」「ファイブ」「シックス」「セブン」「エイト」「ナイン」「テン」と英語も使いますね。さすがに「アン」「ドゥー」「トロワ」や「アインス」「ツバイ」「ドライ」は使用しませんが・・
日本人は、数字を「五十音」になおした「語呂合わせ」が好きですね。
それを可能にしているのが、数字の読み方の多様性があります。