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2012年バックナンバー

東京スカイツリー

平成24年5月22日、東京スカイツリーが営業を開始しました。

 高さは634メートル、世界一高い「自立式」電波塔とされています。
 「自立式」という註釈があるということは、「自立式」ではない、もっと高い電波塔があるというこになります。なければ、世界一高い電波塔と書けばいいだけですから。

 ワルシャワラジオ塔という「自立式」ではない電波塔が「あった」ようです。
 高さ646.38mですから、東京スカイツリーより高い電波塔ということになります。

 「自立式」ではなく「支線型」の電波塔、3角柱の鉄塔を、3方向に設置されたワイヤをで引っ張って地面に固定するという「電波塔」だったようです。3本のワイヤが写っています。
 平成3年8月8日に倒壊し、現存しないそうです。

 

 ですから、東京スカイツリーは現存する「自立式」「支線型」を問わず、現時点で、最も高い電波塔ということになりそうです。

 電波塔といえるかどうかはともかく、どこか高所から垂らした、もっと高いアンテナはありそうですね。

 なお、建造物としては、ドバイに「ブルジュ・ハリーファ」というビル(828メートル)があり、現時点で、それに次ぐ世界第2の建造物だそうです。


 東京スカイツリーは、地震で傾いたり倒れたりすることなどは想定していないそうです。

 東京スカイツリーが傾いたらどうなるでしょう。
 傾いた塔で有名なのは、ピサの斜塔ですね。
 ピサの斜塔は55メートルあり、約3.99°傾いているそうです。
 cos86.0°=0.0698ですから、頂上部分で、3.84メートル中心から外れているということになるのでしょうか。
 計算は合っているでしょうか。
 あまり、三角関数は、私が仕事をしていく上で必要なかったようです。
 東京スカイツリーが、3.99°傾くと、頂上部分で44.3メートル中心から外れているということになるのでしょう。
 ちなみに、東京スカイツリーの基礎は、一辺約68メートルの三角形型とあります。正三角形かどうかわかりません。


 ちなみに、東京スカイツリーが倒れたら634メートル+基礎となる三角形の中心から三角の辺までの垂線の範囲で被害がおきることになるでしょう。
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