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2012年バックナンバー

消費税増税分の使途

消費税を3%あげたときの使途、さらに2%あげたときの使途が明らかにされました。

 平成26年4月に消費税を8%に上げるときの3%分(8兆円)の使途は、2.9兆円を年金の国庫負担に使うほか、3.6兆円は社会保障の財源不足の埋合わせに、1.4兆円は子育てなどの充実策にあてるとしています。
また、平成27年10月に消費税を8%に上げるときの3%分(8兆円)の使途は、2.9兆円を年金の国庫負担に使うほか、7.0兆は社会保障の財源不足の埋合わせに、2.7兆円は子育てなどの充実策にあてる。としています。

 年金財源は、平成24年度予算案では、将来の消費増税から前借りする形で発行する「交付国債」での工面しています。平成24年度も同様の対応をとる方針です。
 「開けた穴」は「埋め」なければなりません。

 また、国民の医療費は、今後1兆円規模で増加し続けることが予想されています。

 こうしてみると、消費税を上げない場合「どうなるか」が一目瞭然ですね。
 これ以上、国債発行額を増やし続けると、日本国債の信用も、日本の信用もなくなります。
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