本文へ移動

2012年バックナンバー

連立内閣

国民新党の亀井亜紀子政調会長が「年金試算を公表し、社会保障と税が一体でないこともばれた。このまま押し切るのは無理」と批判し、大綱の閣議決定に亀井静香代表が反対しなかったのは『実現しないので黙認しろという大局的判断だ』と説明しました。

 むしろ、自見庄三郎参議院議員が、閣議の際に署名押印した方が問題でしょう。

 一瞬「目が点」になりました。

 与党側として、隣に座っていた民主党の前原誠司政調会長は「めちゃくちゃな論理」と一蹴し、「実現できないから閣議決定したというのは論理矛盾。だったら反対すべきだ」と反論しました。
 野党席の国会議員は「苦笑い」。

 もっともですね。

 もう、民主党と国民新党の連立政権は、実質的に瓦解し、それぞれ、次の総選挙に目がいっているのでしょう。

 民主党内ですら「まとめられて」いないですから、無理のない話かも知れません。

 党内抗争は自民党時代によくありました。
 ただ、連立相手との「不協和音」が、そのまま、外にでてしまうというのは「?」でしょう。
TOPへ戻る