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2011年バックナンバー

サーティワンアイスクリーム

サーティワンアイスクリームというアイスクリームチェーンがあります。

 1945年アメリカのカルフォルニア州でBaskin、Robbins両氏によって創設された世界最大のアイスクリームチェーンです。

 なぜ、31なんでしょう。
 たくさんのフレーバーの中から、1ヶ月(31日間)毎日違ったアイスクリームを楽しんでいただきたいとの願いから「サーティワンアイスクリーム」と名付けましたというのが、公式見解です。

 しかし、1ヶ月が31日というのは「大の月」だけです。
 本当に31日のつもりで「31」と名づけたのでしょうか。
 2月4月6月9月11月に食べられることがなかったアイスクリームは「ひがまない」のでしょうか。
 本当に、設立当初に、31種類もの種類のアイスクリームがあったのでしょうか。
 ダブル、トリプルのアイスクリームの立場は一体どうなるのでしょうか。

 私は、31という数字について、別の由来を聞いたことがあります。

 アイスクリームは、普通、円錐形のコーン(cone)という受け皿に、アイスクリームのボールをつんでいきます。ボールには、プレーンのボールもありますし、バニラ、チョコレート、ストロベリー・ラズベリーなどの果物、抹茶、コーヒーなどのフレーバーのついたボールもあります。

 ボールは、1個(シングル)、2個(ダブル)、3個(トリプル)、4個(クアドラプル)、5個(クインティプル)・・と続くのですが、まあ、常識的に考えて5つまでですよね。
 プレーン、バニラ、チョコレート、ストロベリー、ラズベリーなど5種類のアイスクリームを用意し、コーンの上に載せます。
 何種類のアイスクリームができるでしょうか。
 各種類のアイスクリームが、あるかないか、つまり1か0です。つまり2とおり。それが5種類りありますから、2^5=32。
 コーンだけのアイスクリームは、売り物にはなりませんから、1を引きます。
 32-1=31
 創業当初は、コーンに5種類のアイスクリームを、最大5つまででのせて販売していた、種類は31となり、それが「31アイスクリーム」の由来だという話です。

 皆さんは、どちらを信じますか。
 また、他の由来として考えられるものはあるでしょうか。

 1945年のアメリカですから、掛布雅之や林威助の背番号でないことだけは確かです。

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