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2011年バックナンバー

George V

フランスのパリには多くの地下鉄が走っています。

 日本人など「観光客」がよく使うのがMetro ligne 1(1号線)です。

Chateau de Vincennesから(Grande Arche de) La Defenseに走っているのですが、日本人が使うのは、Hotel de Ville、Chatelet、Louvre Rivol、Palais Royal - Musee du Louvre、Tuileries、Concorde、Champs Elysees - Clemenceau、Franklin-D. Roosevelt、George V、Ch. De Gaulle - Etoileの区間でしょう。
 クレマンソー(Clemenceau。フランス政治家)、ルーズベルト(Franklin-D. Roosevelt。アメリカ大統領)、ジョルジュ・サンク(George V。イギリス王)、シャルルドゴール(Ch. De Gaulle。フランス大統領)と人名がつく駅が多いです。

 このうち「George V」を「ジョージ・ブイ」と読む日本人が多いとか。
 確かに、Georgeは「ジョージ」と呼んでも不思議ではないでしょうが、英語流に読むなら「V」は「the fifth」でしょうね。
 ローマ数字は、Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ、Ⅵ、Ⅶ、Ⅷ、Ⅸ、Ⅹと続きます。「0」がないため、大きな数字をあらわすときは「えらい」ことになります。

 ちなみに、シャンゼリゼ通りの「George V」駅の近くには、ルイ・ビトンの新しい本店があります。
 また、フォーシーズンズ系の「George V」ジョルジュサンクという高級ホテルがあります。値段を聞くとびっくりするような高級ホテルですが、日本人の新婚旅行パックで利用されることがあり、高級ホテルから、リムジンやタクシーではなく、地下鉄で外出する人も多いとか。あまり、似合いませんね。
 まあ「一生に一回」の「はず」ですしね。

 ちなみに、この仕事をしていると、茶色の「婚姻届」はみませんが、緑の「離婚届」は、嫌というほど見ることになります。

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