よもやま話 バックナンバー2/2
一宿一飯
「一宿一飯の恩義」という言葉がありますね。
「軒弁」は、大阪では平成19年からだと思っていたのですが、平成18年には、既に存在していたそうです。
ある弁護士会の弁護士さんが、傍目からは「イソ弁」を雇っていると思われていました。
その弁護士さんが病気になって、本来なら、「イソ弁」が事務所を支えるべきところ、さっさと事務所を退所してしまったそうです。
あとで、その理由を聞いてみると、給料をもらっていた「イソ弁」ではなく、無給で事務所スペースだけ借りていた「軒弁」だったそうです。仕事も全く別々。
まあ「一飯」の恩義はないかも知れません。
しかし「一宿」の恩義はあるはずなので・・
「素泊まり」では、ありがたみがないということでしょうか。
というふうに、「イソ弁」と「軒弁」は、外観からすると、全く区別が付きません。
もちろん、そんなに事件のありそうでもない若い弁護士さんが、多くの新人弁護士を事務所内に入れているという場合は、多くの場合「軒弁」だなという想像はつきますが・・
他の法律事務所が「もうかっているのか」「もうかっていないのか」わかりませんからねぇ