よもやま話 バックナンバー2/2
飢餓経験
好き嫌いは別にして「食べるものがない」と感じたことがありますか。
私自身は、昭和30年生まれで、お金があっても食糧難という時代は過ぎ、両親が公務員、父方の実家が百姓という家で生まれていますから、「食べるものがない」「ひもじい」思いをしたことがありません。
団塊の世代の人たち、それ以前の人たちは「飢餓経験」があるようです。
「ヤミ米」や、そのものずばり、各都市に、通称「ヤミ市」が俗称として残っています。
人間は哺乳類ですから、飢餓というものを身体が知ってます。
10万年間、いつか来るかも知れない飢餓のために、身体は自然に脂肪を溜め込む構造になっています。日本人ならここ50年、人類誕生から、200万分の199万9999は飢餓に苦しめられてきました。
ただ、長い飢餓の歴史を持つ人間は、飢餓に対してはかなりの対応機能を備えているのですが、飽食にはあまり対応できていません。
現在も飢餓と闘っている国があります。
日本は、飽食の時代ですね。
日本の食糧自給率という人がいますが、日本人は、 粗食で十分暮らしていける民族のように思います。
問題は「メタボ」ですね。
体に刷り込まれた遺伝子は、どうしようもありません。
ダイエットに励みますか。運動をするようにしますか。
ダイエットは、栄養の偏りのが心配です。
やはり、運動でしょうか。