よもやま話 バックナンバー2/2
コックさんソース
皆さんは、はじめて行った店の食事の味見もしないで、ソースをかけたり、塩をかけたりしますか。
弁護士仲間には結構います。
カレーにこれでもかとソースをかけたり、チャーハンに塩をかけたり「肉体労働者」かと思う人が結構います。
肉体労働者の場合、汗をたくさんかきますから、多めの塩分補給が必要です。
弁護士も、朝早くから夜遅くまで仕事をしたり、土日に働いたりする、まさに「肉体労働」ですが「汗」はかきません。
昔(昭和50年代)、若乃花がコマーシャルをしていました。
「コックさんソース!」と叫ぶ、キッコーマンのコマーシャルです。
コマーシャルを見てびっくりしたのを思い出します。
普通、調理人は、「主観的に」「最高の味」と考えて食事を作っているのが普通なので、いきなり「コックさんソース!」はないでしょう。
もっとも、最初から「薄味」にしておいて、調味料で好みの味に調整してくださいという趣旨かも知れません。そういう趣旨なら、最初からウェイター、ウェイトレスがそういいますよね。
ところで、関東の塩辛い料理は何とかなりませんかね。
料理に調味料を加えることはできても、料理の調味料を減らすことは不可能です。
やはり「関東武士」の伝統なんでしょうか。