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よもやま話 バックナンバー2/2

名は体を表さず?

相場の予測をするとき「ブル」と「ベアー」という言葉がよく出ます。

 相場の先行きに対する予想で、「ブル」(雄牛。雄牛が角を突き上げる動作が、ディーラーの「買い」の動作ににています)は相場に対して強気を、「ベアー」(熊。熊が手を振り下ろす動作が、ディーラーの「売り」の動作とにています)は相場に対して弱気を表しています。
 呼称の理由については、巷間いわれているとおり記載しただけで、本当かどうかは知りません。

「ブル」「型」「投資信託」は、相場に対して強気ということですから、相場が上昇すると利益が出る仕組の投資信託です。また、「ベアー」「型」「投資信託」は相場が下落すると利益が出る仕組の投資信託です。

 「ベアー・スターンズ」というアメリカの投資銀行があります。
 名前に「ベアー」がついていますから、サブプライム問題で、相場が下落すると利益が出るのかと思いきや、下落相場にもかかわらず、大きな損失を出して、JPモルガン・チェースに1株2ドルの安値で身売りをしてしまいました。

 「名は体を表さず」ということなんでしょうか。

 ところで「ブル」(雄牛)がシンボルマークのメリル・リンチは、「名は体を表す」ということで、相場が下落して大きな損失が出ているようですが、大丈夫なんでしょうか。

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