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よもやま話 バックナンバー2/2

一事が万事

生命保険のパンフレットなどには「喫煙しない人は保険料が30%割引になります」と記載している保険会社があります。

 そんなに「喫煙」は危険なのでしょうか
 そんなに「喫煙者」は「早死」するのでしょうか。

 答えは、もちろん「ノー」です。

 それだけ保険料を割引きするのは「一事が万事」という理由です。
 つまり、今時、喫煙するような人は「自分の健康管理に関心がない」人であるから、「喫煙」するだけに限らず、「暴飲」「暴食」「健康診断不受診」をしている可能性が大きい、よって、喫煙しない人の43%増しの保険料をもらわないと「採算が合わない」と保険会社が考えているということになります。


 「一事が万事」ということは、「禁煙」「喫煙」だけに限りません。

 時間にルーズな人は、他の約束も守らないというのが通例です。
 逆に「時間にルーズ」「予定を簡単にキャンセルする」というだけで、「信頼のおけない人」と考えられてしまいます。

 弁護士に相談に行くというアポイントメントをとったら、時間どおりか、少し前に行かれることをお勧めいたします。また、よほどのことがない限り、キャンセルは禁物です。
よほど、弁護士にとって「おいしい」事件ならば、多少ルーズな人の依頼を受けることはありますが、「ほどほどの」事件ならば、約束を守る方の依頼は受けるが、約束を守らない方の依頼は断るということがありえます。

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