よもやま話 バックナンバー2/2
午前・午後
弁護士に事件を依頼するとします。
ちなみに、日本でも電車は24時間制ですよね。
普段の生活で、24時間制を徹底している国があります。
ドイツです。
「正午前」「正午後」という単語はあるにはありますが、まず使われません。
ごく一部の例外を除いて、15時とか17時などという言い方はせず、3時、5時という弁護士さんが多いです。
理由は簡単。
裁判所は9時から5時までです。12時から1時までは休みです。
9時から12時までなら午前、1時から5時までなら午後に決まっています。
裁判官は、午前何時、午後何時とはいいません。
普通の法廷事件が多い弁護士は、 それに慣れていますから、 午前、午後は使いません。
私も、午前9時以前に事件の打ち合わせをはじめたことはありませんし、午後9時以降に、打ち合わせを始めたことは、未だかつてありません。
もっとも、こちらが「3時30分からうち合わせ」と言ったとき、「15時30分からですね」と聞き返され場合は、「はい。15時30分です」と答えるようにはしています。
なお、刑事の令状などは、24時間制をとってもいいのですが、「午」のあとに、「前」か「後」を書き足して、時間を特定しています。
ちなみに、日本でも電車は24時間制ですよね。
普段の生活で、24時間制を徹底している国があります。
ドイツです。
「正午前」「正午後」という単語はあるにはありますが、まず使われません。