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2013年バックナンバー

韓国の歴史教育

韓国の人たちが、日本を「必要以上に」「目の敵」にしているような感じがします。

 インターネット検索をしてみると「韓国国定歴史教科書」というサイトがありました。

 どの程度、正確なものかはわかりません。
 もし、韓国の教科書が、このような内容なら、日本を「必要以上に」「目の敵」にするでしょうね。
 自分の国を美化するのはまだしも、中国よりも日本を悪くいうのはどうかと思います。

 1910年の日韓併合まで韓国が有史以来あたかも「独立国」であったかのように記述されているように読めます。


 元寇の記載はあります。
 ただ、当時の高麗が、元と「対等な主権国家」としての地位にあったとすれば、高麗は、日本に対するとんでもない「侵略者」ということになってしまいます。
 遊牧民族の元に、対馬海峡をわたって軍団をおくるだけの航海術があったということはないでしょう。
 高麗は元の「属国」であり「やむを得なかった」という話にしないと、「被害者」という顔はできません。


 日清戦争の下関条約の記載が見あたりません。
 下関条約を読めば、韓国・北朝鮮が、日清戦争当時、どのような国であったかわかります。

「第一条 淸國ハ朝鮮國ノ完全無缺ナル獨立自主ノ國タルコトヲ確認ス因テ右獨立自主ヲ損害スヘキ朝鮮國ヨリ淸國ニ對スル貢獻典禮等ハ將來全ク之ヲ廢止スヘシ」
「第一款 中國認明朝鮮國確為完全無缺之獨立自主。故凡有虧損其獨立自主體制,即如該國向中國 所修貢獻典禮等,嗣後全行廢?」
「Article 1: China recognizes definitively the full and complete independence and autonomy of Korea, and, in consequence, the payment of tribute and the performance of ceremonies and formalities by Korea to China, that are in derogation of such independence and autonomy, shall wholly cease for the future. 」

 韓国の人に、漢字は読めないでしょう。日本人なら、平均より少し上の人は読めます。
 おそらく、韓国の人も、日本に負けず劣らず、英語が苦手なのでしょう。
 李氏朝鮮が、中国の属国であったことは「Treaty of Shimonoseki」「Shimonoseki Treaty」を検索すれば簡単に出てきますし、簡単な英語です。

 日韓併合をした日本を「うらむ」のなら、もっと長期間、属国、植民地扱いをした中国を「うらん」でほしいというところですね。

 また、中国が参戦していなければ(建前は「義勇軍」)、韓国と北朝鮮が、分裂国家となることもなかったことは確実ですから、その意味でも、日本より中国を「うらん」でほしいということになります。

 どこかが「おかしい」ですね。
 日本人の勤勉性、協調性、嘘をつかないなど民度の高さを認めたくないのでしょうか。

 英語が読めれば、インターネットで、いくらでも客観的な情報(例えば「下関条約」)は入手できます。
 各国の教科書で、自国に有利なように教えることは可能ですが、北朝鮮のように、情報統制でもしないと「真実」は最終的にはわかります。


 ちなみに、モンゴル人や満州人(女真)は、武力で中国に王朝を建てましたが、結局、中国文化に呑込まれ、領土も中国に呑込まれて(モンゴルは一部)しまいました。

 韓国は、陸続きである中国にのみこまれず、その言語、民族のアイデンティティーを保ち続けていることについては誇ってもよいと思います。

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