2013年バックナンバー
受難
過去の日本のプロ野球の本塁打数は、王球団会長、タフィ・ローズ、アレックス・カブレラの55本です。タフィ・ローズ、アレックス・カブレラが55本ホームランを打っていることを忘れている人もいるかも知れません。
あっさりと、阪神の榎木田が打たれました。
巨人は優勝、阪神はクライマックスステージ進出が、それぞれ事実上確定していて、1塁が開いているから敬遠するというのでもなければ、「大義名分」がありませんから、勝負せざるを得ません。現実に、阪神投手は勝負していました。
なお、お母さんが、オランダのアムステルダムから見に来ていたということです。
カリブのキュラソーはオランダ領のようです。
オランダは、私が30年前に留学していたころ、私の従兄弟のご主人がアムステルダムに勤務していたこともあり、よく行っていましたが、大都市では、パリについでアムステルダムの黒人が目立ちました。
榎田投手は記録に残りますね。
ついでに二軍落ちというのは気の毒です。調子からして当然といえば当然ですが・・
そういえば、ヤクルトスワローズ(当時の名称はヤクルトアトムズ)の鈴木康二朗投手は、昭和52年9月3日、当時読売ジャイアンツの王貞治選手に世界新記録となる756号本塁打を打たれて有名になりました。
王貞治に世界新記録となる756号を打たれた投手には「サイパン島ペア旅行券」をプレゼントされることになっていたのですが、受取りを拒否しました。
漫画にも登場していました。
引退まで、名前の前に「王に756号を打たれた」という前置詞がついてまわりました。
もっとも、生涯ホームラン756号の選手は出そうにもありません。
現役では、楽天の中村紀洋が400号を少しこえたところです。
ヤクルトのバレンティン選手が、今年、ホームランを何本打つかわかりません。
ただ、大リーグの年間ホームランは70本をこえていますから、記録更新される可能性はあります。
また「国民栄誉賞」受賞の「王貞治」というわけでもありませんから、引退まで、名前の前に「バレンティンに56号を打たれた」という前置詞がついてまわることはないでしょう。