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2013年バックナンバー

離島奪還作戦

米軍と自衛隊による離島防衛・奪還の共同訓練が、米カリフォルニア州で、平成25年6月10日(日本時間11日早朝)に始まり、現地時間26日までの予定で実施されています。
 作戦名は「Dawn Blitz」(夜明けの電撃戦)で、英語+ドイツ語をまぜたような名前です。「Blitz」は、ドイツ語の「稲妻」という意味ですが、すでに「電撃戦」という英語の一般名詞になっているようです。

 中国は、沖縄県の尖閣諸島を想定した訓練とみる中止を要請しましたが、日米両政府は「特定の国や地域を想定したものではない」として予定通り訓練を開始しました。

 ヘリコプター搭載の大型護衛艦「ひゅうが」、イージス艦「あたご」などが10日に訓練として現地入りし、自衛隊員約1000人が参加しています。

 ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」は、大きいですね。
 海上自衛隊が過去に保有した護衛艦の中で、全長・排水量共に最大規模の艦船だそうです。

 満載排水量は推定で1万9000トンということですから、軽空母よりも「大きい」です。

 海上自衛隊は、専守防衛ですから、「巡洋艦」「駆逐艦」などの名称の艦船は持ちません、「護衛艦」という名前になります。
 なお、昔は「戦艦」がありましたが、現在「戦艦」は戦争の役にたたないという理由で、戦艦を保有している国はないそうです。

 また、海上自衛隊は「空母」も持ちません。
 専守防衛の自衛隊には不必要とされています。

 「ひゅうが」も、垂直離陸の固定翼機(V/STOL)の搭載は予定されておらず、第一義的に対潜戦を重視しています。
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