2013年バックナンバー
関空特需
北海道便、福岡便などは、スーツをきてネクタイを締め、ブリーフケースを持った出張サラリーマンもいます。
日程さえ決まっていれば、片道5000円程度は「安い」ですね。
もっとも、出発日が近づいて満席近ければ、日本航空や全日空と変わらない金額になります。
客筋も、日本航空や全日空と、明らかに違います。
CA(客室乗務員)も、日本航空や全日空と違い、「茶髪」の「お姉ちゃん」がいて、雰囲気が違います。
関西空港に近い大阪府内の市や町では、格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」のCAら(地上職員含みます)の転入でちょっとした「特需」が起き、単身者向け賃貸住宅が足りなくなっているそうです。
ピーチ航空は、少ない機財をフル回転させるため、遅延が生じます。
深夜便早朝便もあります。
これはLCCの「宿命」として了解しなければなりません。
もっとも、関西国際空港は、24時間空港ですから、成田空港に23時に到着しなければ、引き返すという馬鹿なことはありません。
乗客は、遅延して、公共交通機関がなくなると、怒りますよね。
CAも迷惑な話です。
また、CAは残務処理がありますから、乗客より遅くなってしまいます。
さあ、どうしましょうか。
CA用の当直室はありません。
バスで「自宅」に帰ればよいのです。
関西空港0:00発→りんくうタウン駅0:16→泉佐野駅0:29着
関西空港0:50発→りんくうタウン駅1:06発→泉佐野駅1:19着
関西空港1:50:発→りんくうタウン駅2:06発→泉佐野駅2:19着
関西空港2:50発→りんくうタウン駅3:06発→泉佐野駅3:19着
関西空港3:50発→りんくうタウン駅4:06発→泉佐野駅4:19発
この後は、5:45発の南海電車です。
つまり「自宅」を、りんくうタウン駅か泉佐野駅から徒歩圏内にしておけば、いくら遅くなっても、タクシー代がかかりません。
ということで、格安航空会社(LCC)「ピーチ・アビエーション」のCAや地上職員が、りんくうタウン駅か泉佐野駅の徒歩圏内の物件は満杯になっています。
1LDKの新築アパートの家賃は6万円前後ということです。