2014年バックナンバー
商標「紀州」
中国の企業は、酒と砂糖漬け果物などで「紀州」の文字を商標出願していました。
和歌山県の梅干し加工組合2団体は平成20年、和歌山県は平成22年にそれぞれ異議を申立てていました。
仁坂知事は「手続きをしないと認めてしまうことになる。(相手の商標登録に)実害がある場合は今後も全部闘っていきたい」と述べています。
ちなみに、私自身は、和歌山市生まれの和歌山市育ちですが、本籍は、現みなべ町(旧・南部川村)においたままです。父の代で、和歌山市に移ってきています。
戸籍謄本が必要なときは、いとこに取ってもらえばいいわけですし、自分の戸籍謄本が必要なことはあまりありません。
本籍地は、本家の自宅所在地で、最も古い戸籍からかわっていません。
行政区画は、谷口村、上南部村、南部川村、みなべ町と変わっていますが番地は同じです。
いとこが、米、梅、みかんをつくっていますが、いとこの代で終了かもしれません。
農業に魅力がなくなっています。
現実に、私の父は長男ですが、和歌山県庁職員として働きました。
勧奨退職し、いわゆる天下りをしました。私は既に裁判官をしていましたが、父がもらっていた県庁の一般職の最高額の給与が、裁判官の判事補(10年間)の上の方(私は、当時最も下の方です)より安いと言うことに驚いた記憶がありました。私の学生時代の月10万円の仕送りも、相当無理をしていたのだとわかりました。
私は、その年齢を、少し超えました。もっとも、私の父は、天下り先で64歳か65歳まで一線で働いていました。
それが、とりあえずの目標となります。
私のご先祖さんの田は明治時代の最初の登記簿謄本からご先祖さんの所有で(というか、さかのぼる資料がないないだけで「ずっと前から」でしょう)、家族だけで収穫できる程度の小さな梅林とみかん畑は、明治以降の購入のようです。
梅といえば、「南高梅」が日本で一番有名なブランドでしょうが、「南高」は、和歌山県立南部高等学校(略して「南高」)、旧紀南農業学校(私の父の出身校です)で栽培に成功した品種という説が有力です。
健康食ブームの時は、梅干しが売れに売れ、「梅御殿」があちらこちららに建っています。
梅は、健康食なのでしょうね。食べ過ぎなければ・・
私の祖母が、梅干しをつくっていました。
梅を塩水にひたし、何十個と並べて天日干しにして、しばらくすると裏返し、また、塩水にひたし、天日干しにするという過程を何回も繰り返していた記憶があります。
相当塩分がありますから、塩分制限のある人は、1個でも多いくらいかもしれません。