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2014年バックナンバー

マイナス票

総選挙が平成26年12月14日に迫っています。

 私の住所の兵庫7区(西宮市・芦屋市)などは、当選確実な候補者がいるようで、私が、1票ではなく、たとえ1000票分投票したところで、結果は変わらなさそうです。
 私が、たとえ1万票もっていても、変わらないかもしれません。

 ただ、比例については、投票の価値はあるでしょうね。


 投票率はどうでしょう。
 低いという予想がもっぱらです。


 以下、架空の選挙制度の話です。

 自分の選挙区で投票しても、結果は同じ、だからいかないという人もいるでしょう。

 「投票したい候補はいないが、落としたい候補はいる」という場合、「マイナス1票」の投票権を創設し、その1票で政治家を落選させることができるとなれば、選挙がおもしろくなります。

 有権者は、候補者名を記入します。

 「プラス票の投票箱」と「マイナス票の投票箱」を置いておき、どちらか好きな方に投票できるということにすればいかがでしょう。

 その候補が得たプラス票からマイナス票を差引いた票数が最終得票になります。

 選挙に不正があったというとき問題ですから、投票用紙を色分けする必要はあるでしょう。

 どちらに投票したか立会人にわかってしまう(選挙の秘密が制限される)という弊害はあるかもしれません。
 いっそのこと、2枚渡すと不正のもとですから、どちらか1枚を受付でもらうというのも一方法です。
 投票用紙を色分けすれば、投票箱1つですむかもしれません。


  そうすれば、候補者の過去の言動や政治姿勢が厳しくチェックされて、マイナス投票を可能にするだけで、「1票の行使」の選択の幅が大きく広がります。

 投票率アップ間違いなしです。

 もっとも、どこの国にも、そのような選挙制度を導入した国はありません。
 念のため。

 ちなみに、ギリシャの陶片追放は、日本の首長のリコールのようなものです。

 マイナス票というなら、最高裁判所判事(いきなり最高裁判所長官になった人を含む)の国民審査も、それに含まれます。

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