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2014年バックナンバー

中国人の「密漁」

小笠原諸島から伊豆大島にかけての海域で、中国漁船によるサンゴの密漁が深刻化しています。
 あんなに堂々ととっても「密漁」というのかという気がします。

 ただ、日本の刑法で「窃盗」は、「ひったくり」「かっぱらい」も含みます。
 「窃」は、「ひそかに」「人知れず」という意味ですが、「堂々」と犯罪を犯しても、強盗でなければ、窃盗です。


 江渡聡徳防衛相は、平成26年11月4日の記者会見で、小笠原諸島沖での中国漁船によるサンゴ密漁問題について「一義的には海上保安庁と警察で対応することだ。今の状況で自衛隊がどうのこうのするという思いは一切ない」と述べました。

 法的問題でもあるのでしょうか。
 しかし「いやな隣人」ですね。

 なお、罰金の改正の法律成立については、次回、書く予定です。

 「いやな隣人」が、他の国にも、堂々と「密漁」をしています。

 平成26年11月4日の新聞報道では、620隻を超える中国漁船が、3日間にわたり韓国の領海(東シナ海)を集中的に侵犯していたことが確認されているそうです。
 韓国は、普段の6倍に達する規模の密漁船に海洋警察も放水砲を動員するなど集中取り締まりに乗出しました。

 小笠原諸島から伊豆大島200隻が多いと言いますが、620隻というのはすごいですね。

 韓国では、セオゥル号沈没から、朴大統領が、平成26年5月19日「海洋警察を解体する結論を下した」と明らかにしました。
 そして、韓国の与野党が、平成26年10月31日に海洋警察解体に合意しました。

 「中国漁船が恐れていた海洋警察が解体されるというので一気に集まったようだ」ということですね。

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