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2014年バックナンバー

興行収入

プロ野球セ・リーグは、平成26年10月6日、広島が巨人とのレギュラーシーズン最終戦に1―4で逆転負けして、3位に転落して全順位が確定しました。
 阪神は全日程を終了していて「ながめている」しかありませんでした。

 最終日程を終了し、優勝は巨人、2位は阪神、3位は広島、4位は中日、5位はDeNA、6位はヤクルトにきまりました。

 2位と3位は、クライマックスシリーズに進めますし、1勝のアドバンテージがあるわけでもありませんから、2位と3位の差は、試合を自球場で実施できるかどうか「だけ」です。

 広島は、エース前田健太投手を、平成26年10月5日登板させる予定でした。
 台風18号の影響で中止になりました。
 平成26年10月6日に順延になりました。
 平成26年10月6日に先発させてしまうと、休養の関係で、平成26年10月11日の阪神とのクライマックスシリーズ第1戦には先発させられず、平成26年10月12日の第2戦となります。

 常識的に考えて、広島は、阪神とのクライマックスシリーズ第1戦を、前田健太投手先発でとりたいでしょうから、平成26年10月6日の最終戦を、他の投手に先発させるというのが「常識的」です。

 しかし、広島は、前田投手を、平成26年10月6日に先発させて、最終戦をとりにかかりました。

 広島は、クライマックスシリーズの勝敗より、クライマックスシリーズの開催球場を優先したことになります。

 結果は結果です。どんな投手でも、必ず勝てるというわけではありません。


 なぜ、広島は、クライマックスシリーズの勝敗より、クライマックスシリーズの開催球場を優先したのでしょう。

 広島は、去年2連勝している阪神には、どうせ悠々勝てると考えているという説があります。

 別の説として、クライマックスシリーズの収入は主催チームの「総取り」で、球場にもよりますが1試合の入場料収入は約1億円、BSなどの放映権料はファーストステージで5000万円から7000万円、物販や飲食代金なども加算されるそうですから、興行収入を考えて、何が何でも、2位をとりにいくというのがあります。

 阪神の本拠地である甲子園は、収容人員約4万7000人で、3試合なら総額8億円の売上げが見込めるそうです。

 広島の本拠地であるマツダスタジアムの収容人員は3万3000人ですが、阪神ファンも押しかけそうですね。
 3連休ですし・・
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