2014年バックナンバー
昭和な言葉
「マイナビウーマン」読者380人程度のアンケートの結果です。
1位は「アベック」です。
2位以下に、それに「乳母車」「パーマ屋」「メリケン粉」「国鉄」がつづきます。
「アベック」は、普通「カップル」といいますね。
「乳母車」は、和製英語で「ベビーカー」、英語なら「バギー」です。
「パーマ屋」は「美容院」か「ヘアサロン」
「メリケン粉」は「小麦粉」
「国鉄」は「JR」ですね。
私自身は、「アベック」という言葉は知っていますが、司法修習生のころですから、30年以上前に、警察官作成の調書に「アベック」と書いてあって、「何歳くらいの警察官なのか」という話をしたことがあります。
おそらく、戦前の言葉だと思います。
ただ、いまでも「アベック優勝」「アベックホームラン」といいますね。
男女二人連れは「カップル」でしょう。
「avec」はフランス語の前置詞で名詞ではありません。
おおむね、英語の「with」ですね。
「メリケン粉」は、主にアメリカから輸入した小麦粉で、明治後半から昭和30年代頃によく使われた俗称で、「アメリカン」が「メリケン」と呼ばれ「メリケン粉」となったそうです。
言葉は知っています。「お好み焼き」を、自分の家で焼いていたころに使っていた記憶があります。
お好み焼きの焼き方を知らない人がいますね。
「乳母車」は知っています。
それを使うかどうかは別として・・
「パーマ屋」は使っていたことがあります。
男性が「散髪屋」、女性が「パーマ屋」です。
別に、パーマをかけなくても、パーマ屋と呼んでいたのが、今となっては、不思議といえば不思議です。
「国鉄」は、当たり前の話、知っています。
昭和62年に民営化されました。
私より、ずっと前の人は「省線」といいます。
国鉄自体が、3公社のうちの一つ、戦前は、鉄道省の管轄ですから「省線」となります。