2014年バックナンバー
号泣議員点と線
平成26年9月18日、兵庫県議会の政務活動費の支出について、詐欺容疑などで刑事告発された野々村前県会議員が、兵庫県警察の任意聴取に「支出の大半は政務活動に使わなかった」と説明していることが、捜査関係者への取材で分かったそうです。
「世の中を変えたい...その一心で、やっと議員になったんです!」
「高齢者問題は、わが県のみ...ウゥアアア...わが県のみなら...ウアアア...わが県のみならず、西宮...日本人の問題じゃないですか!」
野々村前県会議員は、議員辞職し、不正支出分は返済しています。
領収証の添付がない、日帰りの出張は、ほとんどが「カラ出張」と認め、郵便切手代や文具代の領収証については、金券や食料品を購入していたことも認めているそうです。
そういえば、会見の報道当初、大雨による列車運休で、城崎温泉への日帰り出張は不可能であるという説が流布していました。マスコミも伝えていたと思います。
「号泣県会議員の点と線・疑惑の城崎温泉への日帰り出張は可能だった!」という記事がありました。
野々村前県会議員は、グリーン車の特急で西宮から城崎温泉でいったと報告していました。
ディーゼル特急「はまかぜ」は運休していましたが、特急こうのとりは、日帰り可能な始発は運転していました。
ただ、午前9時6分に篠山口駅に到着した時点で、運転を取りやめました。
ですから、日帰り出張は不可能だったという結論だったのでしょう。
代替バスが、篠山口駅から福知山駅まで出ていたそうです。
代行バスの詳細なダイヤ記録は残っていなませんが、代替バスの時間、福知山駅で1時間余の待ち時間で、3時間半も余計にかかることになるそうです。
予期しない代替バスとなれば、ダイヤの間隙をぬって殺人をおこなうミステリーとしては、あまりおもしろくありませんね。