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2014年バックナンバー

朝日新聞の池上彰氏の随筆掲載拒否

 「わかりやすい解説」でおなじみのジャーナリストの池上彰氏(64)が、慰安婦問題に関する記事の一部を取消した朝日新聞報道を批判した原稿の掲載を拒否されたとして、朝日新聞での連載中止を申入れていました。

 池上氏によると、連載中止を申し入れたのは、朝日で毎月1回掲載されていた「池上彰の新聞ななめ読み」というコラムです。

 池上氏は、平成26年8月29日掲載分として、朝日の慰安婦報道検証や、それを受けた他紙の反応を論評する予定でした。
 掲載数日前に原稿を送ったところ、平成26年8月29日28日に担当者から「掲載できない」と連絡があったということです。

 朝日新聞は、これが報道されると、一転して、平成26年9月4日に掲載しました。

 訂正が遅い、訂正したのみで謝罪がないという、当たり前のコラムでした。

 朝日新聞は、いわゆる従軍慰安婦について、自分が強制連行し、その様子を記載した、いわゆる「吉田証言」が、事実でないと取消しました。

 もともと、亡吉田清治氏は、虚言癖、妄想癖があった人で、「吉田証言」が虚偽ということは、たいていの人が知っていました。
 済州島の、海女とボタン工場工員の女性を、いわゆる従軍慰安婦を強制連行したというのですが、海女仲間に聞いても誰も知らない(済州島にも海女がいます)、ボタン工場は貝殻からボタンをつくる力仕事なので、女性では無理、工員はすべて男性であるということが確認されていました。
 いまごろになって取消したのですね。

 あと、女子挺身隊は、戦争に参加しない、戦前の女子学生・生徒の勤労奉仕だったのですが、これを、いわゆる従軍慰安婦と混同していた(人数が大きく異なります。20万人というとてつもないかずは、ここからでています。もっとも、勤労奉仕も、20万になりません)ということは、いわば常識です。

 やはり、いまごろになって取消したのですね。


 ということで、当然、謝罪があってしかるべきですが、知らない顔を決めつけています。

 全く不誠実なことで、日韓関係をこじらせた最高責任者は朝日新聞と言われています。
 普通なら、社長が引責辞任してもおかしくないところともいわれています。


 朝日新聞は、福島原子力発電事故の「吉田調書」でも、「やらかして」います。

 これについては、後日、機会があれば、エントリーを書きたいと思っています。


 その昔は、「朝日」「毎日」対「読売」「産経」対立の図式といわれていましたが、いまや、「朝日」対「読売」「産経」「毎日」の図式に変わっています。

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