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2014年バックナンバー

多額預金県

お金持ちが多く住んでいるのはどこでしょうか。

 各種統計から、1世帯当たりの預貯金額をランキングしたところ、意外にも大都市で10位以内に入ったのは東京都のみということでした。

 トップテンは、以下のとおりです。
1 東京
2 香川
3 徳島
4 富山
5 奈良
6 福井
7 三重
8 和歌山
9 岐阜
10 滋賀

 地方は仕事も少ないし、お金持ちはあまりいないだろうと単純に考えてはいけません。

 まず、東京は「桁違い」のお金持ちがいますから、トップは間違いありません。

 2位以下はどうでしょう。
 意外な県が入っていると思いませんか。

 1つには、60歳以上の高齢者が宅地資産の約60%、約530兆円の金融資産を保有するなど、大半の資産が高齢者によって保有されている状況となっているという事情があります。
 高齢者が人口に占める割合が高い都道府県は、1世帯当たりの預貯金額が高くなります。

 もう1つは、世帯の数ですね。
 都会の都府県ほど、単身者世帯がおおいものです。
 預金を世帯数で割るわけですから、世帯数が多い、都府県の平均は低くなります。ただし、さすが東京ですね。

 ただ、同じ田舎の県といっても、差があるのは明白です。

 もちろん、堅実な県民性を有する県が上位にいっています。
 私の出身の和歌山県も、8位です。
 ずっと前の統計では、1位東京、2位和歌山の順だった時期もありました。


 なお、弁護士の目から見ますと、過払いバブルのときは、上位の各県の弁護士は「もうけそこねて」います。
 そもそも、サラ金から借りませんから・・・

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