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2014年バックナンバー

中間貯蔵施設

平成26年8月29日、福島第1原子力発電所事故に伴う除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設について、福島県は関係部局長会議を開き、施設の受け入れ方針を決めました。
 平成26年8月30日に候補地の大熊、双葉両町をはじめ、双葉郡の自治体に方針を伝えます。


 佐藤雄平知事は平成26年9月1日に石原伸晃環境大臣と根本匠復興大臣に受け入れ方針を表明します。

 石原伸晃環境相は、平成26年6月16日、中間貯蔵施設の建設をめぐり、首相官邸で記者団に対し「最後は金目(かねめ)でしょ」と言いました。


 中間貯蔵施設をめぐり、国は地元が求める用地の賃貸借を認め、施設使用開始から30年間で総額3010億円の交付金を拠出することを提示し、福島県も独自に生活再建支援策などとして2町に計150億円を拠出します。

 本当に、「最後は金目(かねめ)だったのでしょうか。


 ただ、中間貯蔵施設を、福島第1原子力発電所の近辺以外の選択肢はありません。
 何で、こんなに時間がかかったのでしょうか。


 関係部局長会議では、施設の安全性や地域振興策、貯蔵開始30年以内に県外で廃棄物を最終処分する政府方針の法制化などについて確認しています。

 しかし、他の原子力発電所が大事故を起こさない限り、100%実施されないことは、誰もが知っています。

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