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2014年バックナンバー

紙103回

1枚の紙(0.1mm)を103回折り畳むと宇宙と同じ厚さになるそうです。

 3回折りたたむと大体爪と同じくらいの厚さになります。
 6回折りたたむと64ページあるノートと同じ厚さになります。(2^6=64)といいますか、実際、折りたためるのはここまででしょう。
 23回折りたたむと厚さは1km。
 30回折りたたむと厚さ100km。
 42回折りたたむと月に到達、51回折りたたむと太陽に到達
 90回折りたたむと1億3088万光年(ちなみに「光年」は、時間の単位ではなく、長さの単位です)となり、約1億1000光年と考えられているおとめ座超銀河団より長くなり、103回目、観測可能な宇宙の大きさをしのぎ、その距離は約930億光年だそうです。


 「累乗恐るべき」をご覧ください。

 曾呂利新左衛門の話を連想される方もおられるでしょう。

 あるいはドラえもんの「バイバイン」(ふりかけると5分間で倍になる道具)を連想する方もおられるかもしれません。

 曾呂利新左衛門の話は、曾呂利新左衛門が豊臣秀吉に、ほうびとして「この広間の畳に端の方から一畳目は米一粒、二畳目は二倍の二粒、三畳目はその倍の四粒、次は八粒というように二倍二倍と米を置いていき、広間の百畳分全部をいただけますか」願ったそうです。

 エクセルで計算すると1.26765E+30という結果が出ます。1を引くのですが、最初から四捨五入しているので意味はありません。
 厳密に計算すると、1,267,650,600,228,229,401,496,703,205,375粒だそうです。
 地球の人口が67億人として、地球の人類すべてが約48兆年食べていけるだけの米粒、どこを探してもなさそうですね。


 ちなみに、ドラえもんの「バイバイン」は、栗まんじゅうにふりかけるそうですが、24時間たたないうちに、宇宙空間全てが栗饅頭でいっぱいになってしまうという計算だそうです。
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