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2014年バックナンバー

平均寿命

 厚生労働省は、平成26年8月31日、平成25年の日本人の平均寿命は女性86.61歳、男性80.21歳で、いずれも過去最高を更新したと発表しました。

 前年より女性は0.20歳、男性は0.27歳延び、男性は調査が始まった明治の昔より初めて80歳を超えました。

 女性は2年連続で長寿世界一となりました。
 2年連続(平成24年、平成23年)とありますが、3年前(平成22年)は、東日本大震災の発生が平均寿命を縮める大きな要因となり、香港に1位の座を明渡しました。
東日本大震災がないと仮定したら、香港を抜いてトップでした。

 厚生労働省によりますと、がんや心疾患、脳血管疾患、肺炎で亡くなる割合が下がったことが、平均寿命の延びにつながっています。厚生労働省は「医療技術の進歩で、今後も平均寿命は延びる余地がある」と分析しています。

 将来、どの死因で死亡するかを計算した「死因別死亡確率」では、がん、心疾患、脳血管疾患の「3大死因」で亡くなる確率は、男性で52.42%、女性は48.46%でした。


 平均寿命は、その年生まれた0歳の子供が、あと何年生きられるかを示します。

 ですから、私のように58歳まで生きていれば(今月59歳になります)、簡易生命表により(交通事故の訴訟で用いますから、法律事務所には必ず備付けてあります)、平均して、ほぼ24年生きることになります。

 81歳の男性の平均余命が0年で、8歳の男性の平均余命がマイナス1年ということはありません。


 平成25生まれの人のうち65歳まで生きるのは男性88%、女性93.9%。90歳まで生きるのも男性23.1%、女性47.2%と試算されています。

 去年の女子の新生児は、約半分が90歳まで生きるというのもすごいことです。


 65歳から年金を支給していたのでは、年金が破綻することは間違いありません。

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