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2014年バックナンバー

ケルン

W杯日本代表の大迫選手が、所属している「1860ミュンヘン」から、「1.FCケルン」に移籍しましたね。
 長澤選書も所属しています。

「バイエルン・ミュンヘン」は、ブンデス・リーガ1部で、向かうところ敵なしのチームですが、同じミュンヘンを本拠としていても、「1860ミュンヘン」は2部リーグで低迷しています。
 ちなみに「1860」(achzehn sechzig)は創立年です。


「1.FCケルン」(1. FC Koln)は、ケルンに本拠地を置くサッカークラブです。

 昔は、それなりに強かったです。

 1998年に2部に降格し、翌年2部で優勝を果たし、再びブンデスリーガに昇格したものの、8年間で、3度の2部降格と3度の1部昇格を繰り返してきました。

 2011年にブンデス・リーガ1部17位となり、2部に降格したものの、2014年に2部で優勝を決め、3シーズンぶりにブンデス・リーガ1部復帰が決定しました。

 大迫選手も、2部でのプレーから、ブンデス・リーガ1部でのプレーになります。

 ポジション争いが気になりますね。


 ちなみに、ケルンは、知らない人の方が少ないと思います。

 ドイツで100万人以上の人口がある土地は、ベルリン、ミュンヘン、ハンブルク、ケルンの4都市だけです。

 シンボルである大聖堂が有名ですね。
 一見の価値はあると思います。
 ケルンの駅前にありますから、一時下車して見ることも一案です。

 アメリカ軍も、第二次世界大戦の時、爆撃、破壊しなかったといわれています。

 ローマ・ゲルマン博物館も、一見の価値があります。
 駅近ですから便利です。

 あとは・・といいますと、実はあまりありません。


 やはり、工業都市ですから、見所が多いわけではありません。

 ちなみに、西ドイツの首都はボンでした。
 
 東ドイツとの関係がありますから、できるだけフランス寄り、ライン川の西側の都市が候補になりました。
 東ドイツ軍が戦車できても、ライン川に架かる橋を爆破してしまえば、戦車は、首都に来ることができません。

 なぜ、ボンが首都になったかといいますと、西ドイツの首都は、あくまで、仮の首都であり、いずれ、統一してベルリンに首都を移転する、そのとき、ケルンに西ドイツに首都を置いておくと、ベルリンに移転させられなくなるおそれがあるから、文句を言いそうにない、人口30万人のボンを首都にしたといわれています。


 ケルンの地ビールは、ケルシュ(Kolsch)、軽いビールです。
 グラスも0.2リットルと、ミュンヘンのビールが0.5リットルや1リットルのビアマグで飲むのとえらい違いです。

 わんこそばと同じで、空になったとき、コースターでふたをしないと、勝手に「おかわり」を置かれてしまいます。
 店にもよりますが・・

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