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2014年バックナンバー

マインツ

W杯が終わりました。

 日本は、予選リーグで1分け2敗、得点も、コートジボワール戦の本田選手と、コロンビア戦の岡崎選手の1得点ずつに終わりました。

 本田選手の1点は、さい先のよい滑り出しと、手放しに喜んだ方もおられると思います。

 もっとも、岡崎選手の前半終了直前の1点は、グループリーグ勝抜けが決まっていて、前半1.5軍で臨んできたコロンビアを、ある意味「本気」にさせてしまい、ハーフタイムでメンバーをかえられましたから、悪い予感がしたという方もおられたと思います。

 岡崎選手ですが、ドイツ・ブンデスリーガのマインツに所属し、欧州主要リーグの日本人最多得点記録を更新する15得点を決めてシーズンを終えました。


 マインツは、どこにあるのかご存じでしょうか。

 フランクフルトから特急電車(IC)に乗ると、多くは、マインツ、コブレンツ、ボン、ケルンと停車していきます。
 ただ、現在は、在来線と兼用ではない専用線のICEが、フランクフルト(中央駅・空港駅)とケルンを短時間で結んでいます。

 マインツ、コブレンツ、ボン、ケルンは、いずれもライン川流域にあり、ライン下りの船が行き交います。
 普通「ライン下り」というと、最長は、マインツからケルンまで、普通は、マインツからコブレンツまでです。
 もっとも、日本の団体さんは、リューデスハイムから乗船し、ローレライを過ぎた直後、ザンクト・ゴアーかザンクト・ゴアー・ハウゼンで下船します。

 ですから、ライン下りの船に乗るだけの時間的余裕がない旅行者は、また、冬の間ライン下りの船はありませんから、冬に旅行する人は、特急電車(IC)に乗れば、ライン下りをした「気分」にはなれます。

 また、ライン川左岸を走りますから、途中で、ローレライを見ることもできます。

 もちろん、快速(IR)や普通(Regio)に乗車すれば、ゆっくり、車窓を眺められます。

 マインツは、ライン下りの出発点と考えられていますが、マインツ大聖堂は、ケルン、トリーアと並んで有名な大聖堂です。

 また、活版印刷を発明したヨハネス・グーテンベルクの生誕地であり、グーテンベルク博物館では、グーテンベルク自らが印刷したとされる世界最古の活版印刷である聖書などが展示されていますから、途中下車の価値はあると思います。


 香川選手も、さっさとドルトムントあたりに戻ってくればいいと思うのは私だけでしょうか。

 ちなみに、ドルトムントは、単なる工業都市で、みどころは「皆無」と言っていいと思います。
 地ビールは有名ですし、結構、日本人の口に合います。

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