2014年バックナンバー
W杯のアジア枠
アジア勢は「全滅」の惨敗です。
スペイン、ポルトガル、イタリア、イングランドという強豪国も、グループリーグで敗退しているから「いいではないか」というわけにもいきません。
ヨーロッパのチームは、6か国が決勝トーナメントに進出しました。
アジアのチームの戦績も、悪いですね。
B組のオーストラリアは3戦全敗の勝ち点0でB組最下位、C組の日本は1分け2敗、勝ち点1にとどまり最下位、F組のイランも1分け2敗の勝ち点1でF組最下位、H組の韓国も1分け2敗の勝ち点1で同組最下位という結果でした。
FIFAランキングは「あて」にならないといわれていますが、イラン43位、日本46位、韓国57位、オーストラリア62位と、1チームも、W杯本戦出場の32位以内に入っていません。
まして、グループリーグ進出は16チームです。
グループリーグの組合わせ抽選により、韓国、イラン、日本は、グループリーグ進出をしても不思議ではないグループに入りました。
オーストラリアは3戦全敗が予想されていました。もっとも、かなり善戦をしています。アジアのチームの中で、最も善戦したと言っていいと思います。
アジアの枠は、前回の南アフリカ大会と同様、4.5枠(大陸間プレーオフを含む。実質4枠)与えられました。
W杯での戦績を考慮して次回の出場枠が決まることを考えますと、2018年のロシア大会ではアジアの割当てが減らされる可能性も出てきます。
アジア47チーム、アフリカ56チーム、北中米カリブ海41チーム、南米10チーム、オセアニア14チーム、ヨーロッパ54チームで合計222チームです。
アジアは21.2%、32チームが本戦出場なら、頭数からいえば、W杯本戦に6.5チーム出場しても不思議ではありません。
人口からすると、中国、インドが入っていて、アジアは65%位を占めます。
人口割りなら21チームがW杯本戦に出場です。
あまり意味ありませんね。
せいぜい、2チームくらいでどうでしょう。
日本はW杯本戦に出場すると思います。