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2014年バックナンバー

司法修習35周年記念祝賀会

司法修習生には「期」があります。
 CAのように「123期」などというとんでもない「期」はありません。
 1年に1「期」で、私の場合32期です。現在の修習生は67期です。

 32期35周年の記念祝賀会の案内がきました。
 平成26年8月30日(土)午後6時30分、横浜中華街にあるホテルです。

 同期会は、幹事さんがどれほど熱心かということにより期によって微妙な違いはありますが、大抵は、10周年、20周年、25周年、30周年、35周年、40周年、45周年と続きます。

 なぜ、10周年、20周年と来て、次が30周年ではなく25周年なんだと思われる方もおられるかもしれませんが、20周年までは、教官はともかく司法修習生に物故者はあまりでないかもしれないが、そこから先は、物故者が多くなっていく、これが最後の会合かも知れないということで、回数が頻繁になるそうです。

 確かに、私の同級生(7組)は、30周年までに、脳卒中で1人寝たきりになりました。35周年までに1人死亡しています。

 もっとも、32期司法修習生全体の修習開始時の平均年齢が28歳でしたから、修習終了は平均30歳、それから35年たてば、65歳となります。
 65歳が平均ですから、そろそろ引退してもいい歳になっている人もいます。

 32期35周年の同期会の参加費用は、当然、自腹となります。
 交際費で落ちるのでしょうが、会費2万5000円は結構な値段です。
 また、交通費も、依頼者持ちではなく自腹ということになると、新大阪・新横浜の新幹線往復2万8000円(金券ショップで2万6000円)は結構高いですね。
 ホテルも、中華街の最寄りのビジネスホテルがシングル1泊1万1000円(なお、会場のホテルは2万5000円)と、首都圏は高いと実感しています。


 裁判官は65歳定年、検察官は63歳定年ですが、私のクラスの検察官任官者で検察官のままでいるのは1人、裁判官任官者で裁判官のままでいるのは3人のみです。
 次回40周年は「0」でしょう。


 健康の優れない人、経済的にうまくいっていない人は来ないでしょう。

 毎回、みんなの「自慢話」を聞かされるのですが、昨今の弁護士不況にもかかわらず、年齢的な理由で、弁護士は「逃げ切り確定」が圧倒的多数だと思います。

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