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2014年バックナンバー

鴨の水かき

 「鴨の水かき」という言葉をご存じでしょうか。

 鴨は気楽そうに水に浮かんでいるが、その水かきは水中で絶えず動いているという意身で、人知れぬ苦労の絶えないことを意味します。


 「ただ見れば 何の苦もなき水鳥の 足に暇なきわが思いかな」
 前の副将軍、水戸光圀公の言葉だそうです。

 社会で、結果を出している人というのは、あたかも水鳥がスイスイ水上を移動しているように見えて、実は水面下ではひっきりなしに足で水をかいているもので、見えないところで、何倍も働いていますが、外には何の問題もないように見せているだけのことという趣旨です。


 一般的に、結果を出している人は、そうでない人以上に働き、考えています。
 普通は、何の問題もないように見せているだけです。
努力なしに、結果は出ないでしょう。

 努力をせずに、結果が出るはずがないというが、私の考えです。


 ちなみに、努力をすれば、すべての人に結果が出るかというのは別問題です。

 例えば、私が、小さいときから、野球に打ち込んでもイチローにはなれませんし、サッカーに打ち込んでも、本田や香川にはなれません。

 いくら、塾や予備校に行っても、東京大学や京都大学にいけるわけではありません。

 子供の才能も考えず、私立中学・私立高校、塾・予備校など教育費を湯水のごとく、つぎこむというのも、ある意味賢明ではありません。
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