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2014年バックナンバー

ウルムチのテロないしは独立運動

中国国営新華社通信は、平成26年5月1日、平成26年4月30日午後7時10分(現地時間)ごろ、新疆ウイグル自治区のウルムチ市にある、ウルムチ南駅前で爆発があり、死傷者が出たと報じました。

 時事通信社によりますと、死者3人、負傷者79人だそうです。

 新疆ウイグル自治区では、平成26年4月30日まで習近平国家主席らが、爆発現場から約4キロの地点にあるイスラム寺院を視察をしていました。

 中国側からすればテロです。
 ウイグル側からすれば、独立運動の一環です。

 平成26年3月には、雲南省の昆明駅で起きた無差別殺傷事件がおきていますが、中国政府が新疆ウイグル自治区の独立勢力による「組織的テロ」と断定しています。
 やはり、ウイグル側からすれば、独立運動の一環です。

 ウイグル人は、主にウイグル自治区に住むトルコ系遊牧民で、人口は約1100万人です。
 昭和19年、東トルキスタン共和国として独立しました。
 イスラム教を信仰するなど、漢民族とは文化や習慣が大きく異なります。
 昭和24年に中国共産党軍が侵略して併合し、昭和30年に自治区を置いています。

 東トルキスタン独立運動がさかんで、過激な行動にはしります。
 チベットと違って、大人しくはありません。

 「テロリスト記念館」をご覧ください。

 習近平国家主席を暗殺して、東トルキスタン共和国が独立すれば、「独立運動」の「英雄」となり、記念像どころか、記念館が建設されるかも知れません。
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