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2014年バックナンバー

外国人旅行者が日本に不便を感じる点

外国人旅行者が増えてきましたね。

 平成25年は、年間入国者が1000万人を超えたそうです。
 円安の影響があるかもしれません。

 ある雑誌に、外国人旅行者が、日本に旅行する際に「不満」を感じるところはどこかという特集がありました。

 まず、英語が通じないことです。
 前のコラムに書きました。
 もっとも、日本人なら、誰でもわかることですね。

 意外かも知れませんが、無料のWi-F」スポットが少ないということが、外国人旅行者が、日本に旅行する際に「不満」のようです。

 日本人が、海外に行って無料でWi-Fiに接続できるスポットがあれば、料金を気にせずに安心してインターネットにアクセスができます。

 ルーターを持たずにタブレットだけ持って行けばWi-Fiに接続しなければなりません。
 日本でスマートホンを使ってインターネット接続をしている場合、「無線データ通信を有効にする」のチェックをはずすのが安全です。
 定額のはずが、何かの間違いで課金されたら目も当てられません。


 海外に行くと、無料でWi-Fiに接続できるスポットが多いのに驚かされます。

 ホテルに泊まると、頼みもしないの、にWi-FiのIDとパスワードの書かれたメモを渡してくれるところがあります。
 いわゆる高級ホテルは、Wi-Fiが有料ですから、こちらから聞かないと教えてくれません。

 その他、観光案内所、喫茶店やレストラン、ハンバーガーやピザなどの外食チェーンなど、その気になれば、無料のWi-Fiスポットを探すのは、難しくありません。


 海外旅行中に、自分宛のメールをチェックするのは、もちろんでしょう。
 それよりも、外国人旅行者には、日本に観光に来て、その場で、家族や友人にメールをしたり、メールに添付して写真を送ったりするのが好きな人が多いです。

 といっても、スマートフォンは「圏外」ですし、何かの都合でつながったとしても、いくら請求されるかわかりませんから、怖くて利用できません。

 ということで、日本にくる外国人が、無料でWi-Fiに接続できるスポットを探して「さまよう」ことになります。

 現在は日本でも、ずいぶん、無料でWi-Fiに接続できるスポットが増加してきていますが、それでもまだ諸外国と比べると少ないですし、パスワードを必要としたりするなど、さらに使い勝手があまり良くないそうです。

 日本に住んでいるだけでは、わかりませんが・・

 日本は「先進国なのに」ということですが、スマートフォンがこれだけ普及していれば、無料でWi-Fiが使える場所が少ないのは、ある意味当然です。
 インターネットを自宅や職場外で利用したい人は、スマートフォンを持つでしょうから、無料でWi-Fiに接続できるスポットを探す必要はありません。
携帯電話の普及とともに、公衆電話が少なくなったのと同じことです。

 ただ、外国人観光客を呼びたいのであれば、無料でWi-Fiに接続できるスポットを増やすようにすべきでしょう。

 せっかく、日本を訪れてくれた観光客に、再度、訪問してくれるように、また、日本に旅行している観光客からのメールや添付されている画像から、日本に旅行に行きたいと考えるであろう潜在的顧客を逃がさないためにも。

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