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2014年バックナンバー

橋本大阪市長の迷演説

大阪市の橋下市長は、平成26年4月7日、大阪市内で開かれた大阪維新の会を支援する経済団体主催の会合で、規制緩和によって大阪市のメインストリート・御堂筋沿いにある船場周辺に高級賃貸マンションを含む高層ビルが建設されることにふれ、「(企業経営者は)愛人2、3人住まわせて新しい船場にしてほしい」と発言したそうです。

 御堂筋の高さ制限が緩和され、現在は、御堂筋といえばオフィスビルだけですが、下の階層はオフィスビル、上の階層は、マンションにも利用されるようになる予定です。

 「大阪の財界人は大阪で金を稼いで、西宮、芦屋に住むというのはダメだ」と指摘し、その上で「御堂筋に超高級レジデンスをつくるので、住んでほしい。愛人を囲う経営者も出てくる。そうすれば愛人専門の宝石店や高級ブティックができる」「僕は決して自分の奥さんには言えませんけど」と述べたそうです。

 芦屋市はともかく、西宮市は高級住宅街といえるでしょうか。
 西宮市にも、私ごときではとても手の出ないような地域はありますが・・・

 市民税、県民税を兵庫県、芦屋市・西宮市におさめずに、都心回帰で、大阪に市民税、府民税を納めてほしいとのことでしょう。

 もっとも、愛人に住まわせたのでは、大阪に市民税、府民税は入りません。

 「愛人専門の宝石店や高級ブティック」というのはあるのでしょうか。
 新地のホステス御用達(ごようたし)の高級ブティックはあると聞いています。
 もちろん、伝聞です。
 ただ、仕事の上での情報で、争いにもなっていましたから、正確だと思います。

 不貞の相手方を訴える訴訟が、増えています。
 その昔は、興信所に最低50万円くらい支払わなければ、訴訟提起が難しかったのが、今は、携帯電話のメール、LINEなどで動かぬ証拠が簡単に確保できます。

 橋本知事は、弁護士の「商売」のことも考えていたのかも知れません。


 ただ、愛人を容認する趣旨にもとられかねず、女性からの反発も起きそうです。
 口が軽いですね。
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